SS:悦楽シリーズ
ご注意！！
ここから先は２３歳以下の方はご遠慮下さい
前書き
最初にお断りしておきます。この短編を読んで、たとえ、あなたが不快な思いをした
としても、当方では一切責任を持てません。
抗議や中傷等は、一切無視いたします。
すべて自己責任をもって読める方のみ、この先をお読みください。
さて、本当にここまで辿り着いた方がいらっしゃるかどうか？ 正直言って、疑問な
のですが、今になって、本当に久しぶりのオリジナル新作の、短編シリーズを掲載して
いきます。（この前書きは、第１作を掲載した当時の前書きです）
１３人全員の話が出来るかどうか？ 今のところ全く判りません。
で、このシリーズを作った動機は・・・。偉そうなものは何もありません。
ただ単に、ときメモの女の子でエロを書きたい。それだけです。
ですが、僕も相当のひねくれ者なので、ただ単純に女の子のキャラに合わせて、記号
論的にストーリーを作る気はありません。
自分では、すべてにひねりを入れた（る）つもりです。
と言うのも、今まで同人誌やインターネットで拝見させていただいた、エロ系のＳＳ
は、どうも僕の趣味に合わないのです。
「別に女の子が誰だって良いじゃないか」と言いたくなる、登場の必然性が薄いもの
や、単に猟辱するだけの話。
・・・やめましょう。それを言うなら、僕の「契りシリーズ」も完全に失格です。
ですが、フランス書院文庫などの官能小説を読むと、本当に面白い、いや上手いと思
います。さすがにプロです（そうでない方もいらっしゃいますが）。
そう言うのに、一度チャレンジしてみるのもいいのではないか？ そう思ったので
す。
僕は、こういうセックス小説を支えているのは、卑猥な言葉や、ストーリーだけでは
なく、実は「こんな馬鹿なこと、あるわけないじゃないか」と思いつつも、心のどこか
に拭い切れない「でも、どこかで誰かが、似たような事をしているかも知れない」とい
う、ぎりぎりの現実感だと思うのです。
セックスほど身近にありながら、その全貌を知ることが難しいものはありません。
最近の官能小説で出てきた名前に、「紀香」「詩織」がありました。無論、名字や設
定は全然違いますが、文脈を見ていけば、それが「藤原紀香」であり、「藤崎詩織」を
イメージしたものである事は、「容易に察する」とはいきませんが、それでも見えかく
れします。
読むにつれて、そういう実在の人物を物語に投影してしまう。そうすると現実味が全
然違ってくるのですね。
現実から、実際にはありえないような世界をかいま見る。そのきっかけがモデルなの
です。
だから、この話も、名字だけ変えるとか、そんなトリックはいくらでも出来るのです
が、あえて実名（？）を使い、キャラクターそのものを使っています。
そこから先は、・・・微力な僕の実力が左右するのでしょう。
ただ、一つこだわったのは、僕の現実感です。
「パンティ」と言う下着の名前は、セックス小説には当たり前のように出てきます。
これはそういう小説が男性向けのものである事から思えば、当然とも言えるのです
が、女性は「パンティ」なんて使わないんですよね。使う方もいるとは思いますが、や
っぱり「ショーツ」もしくは「パンツ」（正確にはひらがなで”ぱんつ”か？）でしょ
う。僕はそう思っているので、文中にそういう単語が出てくると、「ちょっとなあ」と
思ってしまうのです。（これは顕著な例です）
要は趣味の問題なのですが、このシリーズは僕の趣味で書きました。その点はご了承
下さい（開き直り）。
別にご感想をお聞かせくださいとは言えません。ですが、こんなところまで来てくだ
さる方がいらっしゃるのかどうか？ それが判らないのです。一人でもいらしゃれば、
張り合いも違ってくるのです。よろしければ、「見た」の一言でも構いませんので、
メールなどいただければ幸いです。
決して日の当たる扱いは出来ませんが、それでも、それなりに愛着のある作品なので
す。そういう微妙なバランスの上に、このシリーズは成り立っています。
メールアドレスは↓まで、お願いいたします。
最後に、各ページの配色は、見やすさとか、全然考えていません。直感のみですので
ご了承下さい。
sz8web@dream.com （鈴八）
以下目次です。
-
清川 望編 (98.Oct.3)
片桐 彩子＆朝日奈 夕子編(98.dec.27)
虹野 沙希＆古式 ゆかり編(98.Oct.6)
如月 未緒編(99.Feb.19)
鏡 魅羅編 (99.Jan.6)
早乙女 優美、好雄編 (99.Feb.6)
藤崎 詩織＆美樹原 愛編 (99.apr.30)
紐緒結奈＋α編 (99.may.15)
ライナーノート