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企画エリア、ご案内へ
このコーナーは、プレイステーション陣営、獅子身中の虫(違う違う)、
もとい、異端児(あんまり変わらないか)シンプル1500シリーズに、
スポットを当てようと言う、無謀なコーナーです。
ソフトの内容やインプレッション、ちょっとしたゲームリプレイを、
載せていこうと思いますが、なにせ数が多いので、この点は完璧、予定です。
ですので、情報をお待ちしております。
内容や、攻略法等を、メールで、
sz8web@m13.alpha-net.ne.jpまでお願いします。
掲示板でも構わないのですが、字数が限られますので、
メールの方がいいかと思います。
ですが、簡潔にまとめたという事でしたら、掲示板でも構いません。
このコーナーにて載せさせていただきます。
よろしくご協力の程、お願いいたします。
てな訳で、インデックスです。タイトルへ
Vol.12 THE レース
Vol.22 THE プロレス
Vol.36 THE 恋愛シミュレーション
Vol.38 THE リアルレーシング TOYOTA
Vol.41 THE リバーシ2
Vol.47 THE スケートボード
Vol.53 THE ヘリコプター
vol.54 THE バレーボール
Vol.59 THE 推理
Vol.68 THE RCカー
Vol.71 THE 恋愛シミュレーション2
Vol.75 THE ダブルシューティング
Vol.78 THE ゼロヨン
THE レース
想像通りの内容
シンプル1500が、その存在理由を、今より、明確にしていた頃のソフト
で、これの新品ソフトが店頭に並んでいたんで、ついつい買っちゃったのね。
これが、まあ、あまりに想像通りで、
思わず笑っちゃったんですな。
よくある自車後方ビュー、3D処理の画面。なんですが、
それはもうショボショボ(笑)。
操作性も、自車のステアリングが、これでもか、と言うぐらい重くって、
コーナーの度に「どっこいしょっ」
と言う感じで曲がっていました。実際はボタン操作なので、
重いという表現は適切ではないのでしょうが、まず感じたのがそれだったのですな。
ゲーム自体も、コンセプトそのまんまで、味も素っ気もない内容。
確かにコンセプト通りなんだけど、
もうちっと遊びがあっても良いんじゃないかなあ。
とは、今になって思える事かな?
音とかも、あんまり良い音ではないし、5分も遊べば、
「もう、結構」となります。
いやぁ、本当にレースゲームを作るというのは難しいと、改めて思うわけです。
本来がステアリングがあって楽しむ物。少なくともアーケードでは、
ステアリングが無ければ話にならないのでは? インカム的に。
それをゲームパッドで遊ぶと言うことでは、それ以上の要素がないと苦しいよな。
例えば「グランツーリスモ」のようにリアル指向を追求していくとか・・・。
このジャンルには、いろんなゲームが出ているけど、
誰が見ても「成功」というのは、
意外と少ないんでは?
「グランツーリスモ」「リッジレーサー」あとハードが違うけど「セガラリー」。
そのぐらいしか思いつかない。 まあ、ご異論はありましょうけど・・・
とにかく、レースゲームというのは難しい。KONAMIやTAITO といった、
ビッグネームでさえ、ほとんど、
揃って討ち死に状態だからなあ。
そこにこのソフト。はなから無理があった。
将棋とか麻雀のような、地味だけど、通常の思考と、そこそこの画力で充分、
と言うようなジャンルにこそ、その真価があったと思われるのに、
これに手を広げるのは、少々広げ過ぎなのでは? とは思う。
まあ、チャレンジ精神は認めるけど、このゲームを買うのには、
ベスト版で良いゲームが出ている昨今となっては、
正直言って、お勧めできない。
どうしてもと言うのなら、まだ、
THE リアル レーシング TOYOTAの方がマシ。
このゲームに関しては、別の機会にご紹介しますが、あくまでも、
まだ、マシですからね。
鈴八
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THE プロレス
THE バカゲー(笑)
文句ばかりが口から出るのに、なぜか憎めない。やめれば済むのに、
やめられない。
そんなゲームを、親しみを込め「バカゲー」
と言います。
このソフトもそんな一つでは?
多面体の張りぼてのような3Dポリゴンのキャラクターが、
ギクシャクと動く様は、
出来の悪い細工人形のようですし、そのフォルムも不自然極まりありません。
正直、操作性が良いとも思えず、本来ならクズゲー扱いのはずなんですが、
画面から伝わってくる、和製ゲームにあるまじき
脳天気さからなのか、ズブズブと潜ってしまいます(笑)。
ゲーム内容は、よくある格闘系ゲームの、
プロレス版です(いいのか、こんな表現で?)。
遠距離からは蹴り、近寄って手による打撃や、投げ。等の技をコマンドで繰り出す。
というシステムです。
相手がグロッキー状態にならないと出ない大技とか有りまして、けっこう笑えます。
カメラアングルとかの表現演出もイカしています。
アピールボタン(L1)というのも、プロレスぽくって面白いと思いました。
ゲーム展開には関係ないようですが、こう言う「けれん」っていいですよ。
個人的に好きです。
まあ、僕自身は、こういうゲームをした経験が少なくて、
これがどの程度の出来なのか、判別つきかねるのですが、最初にやるソフトとしては、
なかなか良いのではないかと思います。
格闘系ゲームになれた人なら、やっても面白いかな?
ただ、やり込む、とまでは熱中できませんし、どうしても、
と言う訳ではないですね。
ま、1500円なら損でもない
と言うところでしょう
攻略法というのも、ないかも知れません
ひたすら、技を覚えていくという、格闘系ゲームの基本では?
鈴八
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THE スケートボード
僕がこのシリーズにはまった理由、それが、このソフトです。
PS2のソフト「風のクロノア2」の中に、スノーボードのステージがあって、
その乗りの良さに惹かれていた僕は、かねてより、
スノーボードゲームを物色していたわけです。
スノーボードゲームと言えば、なんと言っても「クールボーダーズ」が有ります。
ベスト版も出て、お買い得感もあるのですが、なぜか買う気になれずにいたのです。
が、先日、ショップの店頭で、このソフトを見て、「ま、似たようなものだし、
駄目でも構わないから買ってみるか」という気持で購入してしまいました。
はっきり言って、期待はしていなかったのですが、これが、
良い意味で裏切ってくれました。
とにかく爽快。の一語に尽きます。
基本操作は、方向キーと×ボタンのみ。これでゲームの醍醐味は、
ほとんど味わえます。
内容は、コースを時間内に走り、その過程で技を繰り出し、
その合計ポイントでクリアしていくというオーソドックスなもの。
攻略法としては特にありません。コースを覚え、技を繰り出していくのみです。
ま、このゲームに関しては、あれこれ考えるよりも、雰囲気を楽しむゲームです。
僕にはセンスがないので、製作側が「クール」と評している、
BGMやファッションが、本当にクールかどうかは判りません(オイオイ)。
ですが、BGMは確かに乗りが良いです。
他にも、ステージをクリアしていくと、キャラクターの特徴を変更できるとか、
コースが増える、使えるボードが増えるなどのお遊びもグッドっす。
また、基本キャラクターは4人ですが、そのキャラクターにそれぞれ、
隠しキャラがいるのも憎い。BONOBOという猿が、
笑える。
あと忍者がいて、なぜかこのキャラだけスケート
というのもnamco系のノリがあっていいですね。
ただ、もちろん貧弱な部分も目につきます。
3D画面がさすがにショぼい。PS2の画面に見慣れた目には、
ざらついた印象だけが残ります。
また、キャラの動き、当たり判定、カメラワークがかなり不自然で、
上手く行かない時は、ストレスになってしまうかも知れません。
ですが、おすすめできる一本であります。
鈴八
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THE 恋愛シミュレーション
夏色セレブレーション
ストレスがたまる(笑)
「ときメモ」ブレイク後、
雨後のタケノコのごとく出てきた「恋愛シミュレーション」
このシリーズも例外ではなく、出して来ました。
しかし、勢いで買ったものの、病気のこともあって、
なかなか手つかずで、一年ほどタンスの肥やし状態だったのです。
それを先日、ようやく着手しました。
ですが、これ、フラグ形式のアドベンチャーですよ。
画面の雰囲気とか、せりふ回しとか、モロ「ときメモ」を意識していますが、
基本的にはジャンルが違うと言えるほど違うものです。
とにかくロードが遅い
これは本当にどうしようもない。しかも、画面が変わるだけでも読み込むので、
ゲーム自体の進行が、ひどく「かったるい」
ただ、これ、ロード音が聞こえないので、わざとやってる?
と言うような気がするほどです。
でも、そんな必要ある? 何を考えているんだか・・・
あと、このゲーム、パソコンゲーム(18禁)の匂いがします。
制作の途中で、PSにあわせて変更がされたような、ちょっとエロが、
あちこちに見受けられます。
ゲーム内容は、夏休みの間に、
いろんな女の子と親交を深め、恋人になるという物ですが、女の子の設定が凄い!
多重人格少女はともかく、「魔女っこ」
はないだろう!(笑) 恋愛シミュレーションのキャラじゃねーよ(^^;)。
ゲームは8月1日から始まるのですが、8月20日までに、
女の子の好感度を上げて(フラグを立てる)おかないと、実家に連れていけず、
ゲームを続けられず、バッドエンディングを向かえてしまいます。
さらにゲームを続けられても、選択を間違えるとやはりバッドとなります。
結局保存データを多く取っておくという、
アドベンチャーゲームにありがちな方法を取る羽目になります。
それでもいくつかポイントとなる部分があります。
攻略法は、基本的に
一筋となる事です。
他の女の子と「つかず離れず」というような事は不要です。
電話が出来る時は、常にその娘へ。誘いを受けたら断らない。これ原則です。
これで、
朝香久美子、
京野夕凪
はクリアできます。もっとも、この二人は、
実家に帰ってからがややこしいのですが。
高瀬 絵里菜
ムッフンお姉さま(笑)は、2回目の日曜日に、
駅ビルに行くことが条件のようです。
その前に、レンタルショップか本屋でゲーム系のものを借りたり買ったりして、
お姉さま(笑)に会えると完璧だと見ています。
桜咲 真歩
犯罪の香り(笑) 第2土曜日 レインボー通りに行く事。
+答えは「大好き」です。
須藤 彩
自由に動ける初日から、連続3日間、駅ビルに行くと出会えます。
この娘は基本的に駅に出没することが多いようです。
小早川 雫香
高瀬絵里菜を実家に連れていく時、クリアできるようです。
ほかの娘では未確認です。
どうしても解けない疑問が一つ。
システム画面を見ると、どうやらもう一人、女の子(人?)を、
クリア出来そうな気配があるのですが、その方法が判りません。
おそらく管理人さんだと思うのですが・・・
情報を求む!
鈴八
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THE 恋愛シミュレーション2
ふれあい
卒業制作?(苦笑)
驚いちゃった。出てるんだもん「恋愛シミュレーション2」
が。
ところが、これ絶対、確信犯だよ(笑)。
どうやら製作会社が「1」と同じようなのですが、「1」はまだ、
シミュレーションぽくしてありますが、「2」は説明書からして
「アドベンチャー形式」と唱っているのですから、
これはもう開き直りです。
また、全員が全員と言うわけではないのですが、一部の声優が、
下手くそでしょうがない。
フルボイスだと言っても、これじゃ、ないほうが、ずっとマシだっつーの。
また、選択方式で進むと言っても、「どうして?」と言う選択肢があって困ります。
例えば「素直に起きる」「あと5分寝る」とかの選択。
実生活で、
全くそれを知らない女の子の評価が、これで変わるわけがない。なのに、どうも、
そう言うのがストーリー展開に関わっているようで、対処のしようがない。
要するにどこまでもゲーム路線なのだ。
女の子の質問や行動に対する選択ではなく、何度も繰り返して、
重要な選択肢を探す。こういうスタンスなのですな。
まあ、それはそれでありなのだが、こうなると、
アドベンチャーゲームが衰退していった理由、
「結局は、選択肢を見つける作業の繰り返し」に陥り、
ゲームを楽しむことが出来ない。て事になるんじゃないかなあ。
本当のところ、僕はそうなった。
あと、音楽とかの作り込みが甘い。まだ「1」の方が音楽にメリハリがあったのに、
「2」では、まるでコンピューターの自動作曲
のようです。
背景も写真をそのまま、フォトレタッチソフトで加工したものです。
演技レベルも相まって、まるでゲーム学校と声優養成所の卒業生達の、
卒業制作を連想させ、もの悲しさ
さえ覚えてしまいました。 なんかアマチュアっぽいんだよなあ
攻略法は、自信なしです。
こちらも情報求む、です。
矢萩 美幸 禁断の愛(違うって)
とりあえず、べったりになる。ただし、最後の最後で
「こんなんあり?」を選択する羽目になります。
関連キャラ 矢萩 なつみ
椎名 愛思 意外と積極的(笑)
この娘で僕は投げました(苦笑) 選択肢の重要性が全く掴めない。
通常考えるような質問や行動には、いろいろアプローチしてみたのですが、
結末は変わらずでした。
いったい、どこが、重要な選択箇所なんだろう?
香坂 遊穂 また出た!(笑)
この製作会社は「魔女っこ」や
「魔法少女」とかに、
なにか特別な思い入れでもあるのだろうか?(大爆笑)
ともかく、クリア方法自体はそれほど難しくはないのですが、なにしろ、
相手が相手だけに、その展開についていくのが大変。
ほんと、いい加減にして欲しいって感じかな?
関連キャラ 芹沢 麻弥
橋本 千絵 一見眼鏡っ子
多分、一番簡単にクリアできるのでは?
選択肢もそれほど突飛ではなく、ごく普通に答えていけばOKでしょう。
寿 まつの 大人の階段登る〜
出会えることは出会えるのですが、関係が深まるのが大変だったかな?
ゴメン、よく覚えてないんだ(苦笑)
関連キャラ 桜井 翠
通行人の女の子 これも?
未確認っす。
ときメモの影響? 出てくる女の子、
みんなクリアできると思うのは。
この手のゲームは、基本的にやりこめばクリアできる
のに、その気にさせる為の作り込みが決定的に
不足してるんだよなあ。
鈴八
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THE ヘリコプター
好き嫌いが別れるでしょう。
妻の話によると、このシリーズの企画コンテストみたいのがあって、
それの入選作品だそうです。
なるほど、これを考えた人は、2本のアナログスティックを見て、
ラジコンのコントローラーを連想したんだろうなあ、と容易に感じさせる内容です。
僕は実物のラジコンヘリを操縦したことがないので、実際、
これがどの程度リアルなのか判別つきませんが、これは
ラジコンヘリシミュレーターと言えるのではないでしょうか?。
思考実験をしても、実際のラジコンヘリでも基本的な動作は変わらないのでは?
と思わせます。
このゲームの肝は、なんと言っても、
ラジコンヘリの操縦を楽しむ事の一点でしょう。
一応、ステージクリア型のシステムになっていますが、それすらも、おまけ、
と称してもいいでしょう。
とにかく、ヘリコプターの操縦が難しい。子供の頃からラジコンヘリは難しい。
と聞いてはいましたが、今回、その理由が判りました。
こう言った動作をする機会が少ない上に、一旦姿勢が乱れると、
どこにすっ飛んでいくか判らないデリケートさ。こりゃ難しいわけだ。
ゲーム自体はステージクリア式ですが、このステージの難易度が、バラバラ。
死ぬほど難しいステージがあったかと思えば、拍子抜けするほど易しいステージが、
直後にあったりして、首を傾げたりしました。
攻略法は、
「困ったら降りる」。これに尽きます。
例外を除き、どのステージでも地面に降りれます。水面にも降りられるんだもん、
笑っちゃったよ。
だから、姿勢が乱れたりしたら、地面に降りて体勢を立て直した方が、
結果的にタイムロスを防げ、接触も避ける可能性が高いです。
ヘリを買い換える必要もありません。
バッテリーとボディ強化で十分です。
後、問題なのは奥行きが掴めない事です。
これは致命的。
奥とか手前とかの感覚が掴めないから「ガシガシ」ぶつかってしまいます。
これは矛盾してるし、個人的な好みなのですが、もっと障害物をくぐるとか、
何分間以内に、離発着を繰り返すとか、
スキルが必要なステージがあっても良かったのでは?と思います。
ゲームも「終わりかよ!?」(さまぁ〜ず、三村調)
と突っ込みたくなるほど、あっけなくクリアしてしまいました。
計2時間ぐらいでしょうか。
それと、クリア後、時間、ダメージ制限無し、と言う設定で、
各ステージを出来るというモードがあっても良かったのでは? と思います。
「2」が出るようなら、期待かな?
横で見ていた妻が「なんか地味なゲーム」と称したように、ゲーム性としては、
あんまり完成度は高くありません。
が、実際にはなかなか所有できない。または所有してても、動かせる機会がない。
と言うようなラジコン世代には食指が動くのでは?
それにしても、「ママ」はロリ
に振りすぎ
僕は幼なじみとか? なんて思ったよ(大爆笑)
鈴八
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THE ゼロヨン
買う理由はない。
このシリーズは1500円と言う価格で、超大作ではないにしろ、
手頃な作品を送り出す。と言うコンセプトがあるのだと思っていました。
だけど、このソフトはひどい!
値段云々ではなく、こういうソフトを世に出せると言う、神経というか精神が、
僕には全く理解できない。
シリーズ100タイトルとか言ってるけど、
こういう粗悪品で水増ししてちゃ、意味ないよ。
とにかくゲームがショボい!。
なにがショボいかって何もかもがショボい!
まず、画面。
3Dポリゴンを使っているのだが、これがもう、本っ当に
どうしようもない。
形は崩れているわ、面がカクカクしてるわで、主役であるはずの車が、
全然カッコよくない!!
3Dポリゴン技術が、全く宝の持ち腐れ
にされてしまっている。使う意味ないじゃん。
また画面全体も、とても2000年以降のソフトとは思えない。
はっきり言ってスーパーファミコン版の
「F−ZERO」の方が遙かに上。
効果音が、これまたチープで、こっちはファミコンかあ!?
と思ってしまうような、電子音系。
だから、排気音が、「グオン、グオン!」ではなく、「ビー、ビー」
これらの点だけで興醒めする事、受け合い。
操作性が、これまたお粗末。
ゼロヨンだからして、操作はアクセルとギアしかないわけだが、
これが全く、爽快感無し。
これを作った人間に、クリエーターとしての羞恥心が備わっていたのか?
とさえ思えてくる。
レースゲームは、マシンスペックを生かす技術力、ユーザーを楽しませるノウハウ、
等が物を言うジャンルなのだと実感させらる。
いくら1500円だとしても、これに資産と時間を費やすほど、無駄な物はない。
値段は張るにしろ「グランツーリスモ」「リッジレーサー」
等の最新作で遊ぶ方が、楽しい時間が過ごせるし、
コストパフォーマンスも比べ物にならないほど高い。
どうしても「5000円以上というのは・・・」
「PS2持ってないし」と言われるのなら、ベスト版の、
前途のシリーズ物でもいい。充分納得の出来る時間が過ごせるはず。
「ステアリング操作とか、面倒くさい事は嫌。単純に遊べるレース物が良い」
と言う方もいらっしゃるかと思うが、残念ながら、このソフトには、
そう言う爽快感もない。ゼロヨンゲームなら、もっと他にもあるはずだから。
いずれにしろ、対価を支払ってまでして、このゲームを手に入れる理由は、
どこを探しても見あたらない。
「恋愛シミュレーション2」で「卒業制作」のようだと称した。
が、それを基準に考えると、これは、夏休みなどの提出課題程度に思える。
パソコンゲームに目を移せば、これよりましな同人ゲームがいくらでもある。
鈴八
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THE バレーボール
ブレイクバレー
古き良き時代のフィーリング
パッケージに「名作ブレイクバレー」という文句があったのですが、
これって名作だったの? 僕は知らないぞ(笑)。
まあ、このシリーズには過去にいったんリリースされたものを、
復活させるというソフトが、他にもあるわけで、そのうちの一つでしょう。
で、内容はと言うと、本当に、
ありふれたバレーボールゲームです。
世界各国の男女チームから選ぶか、エディットでチームを作るかして、
自分の操作するチームを決めます。
メモリーカードの2スロットを利用して、
オリジナルチーム同士での対戦とかができますが、そこまでする人がいるかどうか?
遊んでて、な〜んかこう、ファミコン時代初期の、
任天堂製ゲームシリーズを思い出してしまいました。
ほら、「サッカー」「野球」「ゴルフ」等の、
飾り気のないタイトルのゲーム群ですよ。
まあ、当たり前って言えば当たり前なんですが、本当にシンプル。
確かに、ポリゴン技術などが使われていますが、基本的な味付けは、
ファミコン時代のそれと、ほとんど変わらないような気がします。
操作性は、
可もなく不可もなくと言うところでしょう。
最初はレシーブを拾うのも大変です。
まあ、僕の場合、こういうゲームが苦手ということもあります。
パワフルプロ野球で、全打者三振なんてするぐらいですから(笑)
だから攻略法とかは、
勘弁して(苦笑)
ただ、どうでしょう? エディットで作ったチームを強化できるのですが、
そのためには試合で勝たないといけない。
確かに理にかなっているのですが、そうするとプレイヤーが下手な時点で、
弱いチームで遊ばなくてはならないんです。
なーんか、矛盾を感じるなあ。
1500円分の価値があると言えばありますが、
あえて買う必要もないと思われます。
まあ、持ってても邪魔にはならないと、
思いますが。
こう言うのは、元のスポーツの人気にも左右されるのかもしれません。
「野球」とか「サッカー」って、まだプレイしてないのですが、出来、
不出来はともかく、そっちはまとまった売れ方をしているんじゃないかなあ。
ファンの方には申し訳ありませんが、「いまさらバレーボールもなあ」
と言う心理は、少なからず市場にあると思います。
鈴八
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THE リアルレーシング TOYOTA
トヨタで救われる
「シンプル1500」シリーズも36番目。
時代の流れは、昔は難しかったことも、
ごく当たり前の技術と化してしまうことがあります。
実車のモデリングなんてものは、ちょっと前までは技術的には可能でも、
契約の問題とかで、なかなか出来なかったものです。
(そりゃ、ゲームとは言え、ドカドカぶつかったり、
他メーカーの車に負けちゃったりしたら、具合悪いもんなあ)
まあ、理由はともかく、実際の名前を出すのは、レースゲームに限らず、
「大人の理由」で、
なかなか、難しかったのですね。
それに風穴を開けたのが「グランツーリスモ」だったのですが、
「シンプル1500」シリーズも負けちゃいませんでした。
TOYOTAと限ってはいますが、
実車のレースゲームを作るなんてのは、正直、感心しました。
いろいろハードルがあったでしょうに。
で、肝心の内容はというと、これが、
「これは、なかなか」と言う出来です。
ただ、これは THE レースを知っていましたから、
そこから想像していたものより、出来が良い。と言うことで、
客観的に言うと「うーん」となります。
実際、TOYOTAが広告料として、資金を提供したのか、逆に、
制作側が使用権料として金を払ったのか? 細かな契約内容は判りかねます。
それらによって資金面で大きく違いますから。
どちらにしても、TOYOTAとしては、会社の名前が使われる以上、
イメージダウンになるようなことは避けたいわけですから、
結果的にグラフィックとかサウンドとかは、良いレベルのものにまで、
引き上げられています。
また、コースも実際のものをモデルにしてあって、少なくとも、
「鈴鹿」はいい線、いってます。
「リアルレーシング」と謳う以上、少なくとも、
「ああ、そうそう、こう言う感じ」と言うのが、
少しも見られなかったら、一気に興ざめしますから。
ただ、ゲームそのものは、vol.12の THE レースの、
ほとんど延長線上にあります。
ゲームとしては、あんまり出色とは言えない。
まあ、シンプル1500と言うことだからして、当たり前なのだが。
例えば、TOYOTA車オーナーとか、
TOYOTAファンと言う方で、
「ブレーキングだのステアリング操作だの、
小難しいゲームは嫌。ガッと踏んでガッと曲がるようなゲームが良い」
と言う方なら、ギリギリOKかな?
僕自身は「パス」だけど。
鈴八
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