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航過飛行

大きな屋外のイベント等に展開される事が多いです。
例:東京国立競技場のクロージングイベント

また、航空祭などで、天候が悪くなった場合、射程5q以上、雲底高度約450m以上あれば、この課目を展示することが出来ます。
これに達してない、飛べないと判断される時は、飛行そのものが中止になります。

各種の隊形で会場上空を通過します。ローパスと呼ばれたりします。
派手な機動はありませんが、ぴったりと編隊を組んでの飛行には、独特の迫力があります。
飛行に制限がある会場でも、比較的実施しやすいため、全国各地で見られる事も利点かな? と思います。

以下、主な隊形を。(テキスト形式なので、ズレが出る場合があります。ご了承ください)
()内は、展示飛行課目としての名称

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デルタ ―  曲技飛行でも、6機での基本的な隊形  ー

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リーダーズ・ベネフィット
(リーダーズ・ベネフィット・ローパス)


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スワン
(スワン・ローパス)


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ピラミッド
(ピラミッド・ローパス)


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グランドクロス
(グランドクロス・ローパス)


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ツリー
(ツリー・ローパス)


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ポイント・スター
(ポイント・スター・ローパス)


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トレイル
(トレイル・ローパス)


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エシュロン
(エシュロン・ローパス)
そのまま着陸するような時は、これが最後の隊形になることが多いです。

他にも、4機編隊、5機編隊で行われる事もあるようで、全種類を見ることが、逆に難しいかと思います。


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(実際は5.6番機はもう少し前より)

・フェニックス(2016年新隊形)
(フェニックス・ローパス)

不死鳥をイメージしたという、2016年の新隊形。
デルタ隊形より、やや幅が広くなります。



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