グッピーの飼育方


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このページの主旨と、ご注意。

 と言うわけで、グッピーの飼い方を、なるべく簡単に書いていきたいと思いますが、 実際のところ、
グッピーを手に入れ、
水槽をセッティングして、
グッピーを入れて、

 最初の段階は終わりなんです。
 以後、
水質を維持し、
エサを与える。

 この繰り返しになるんですね。基本的に。
 これで終わりと言えば終わりなんですが、いろいろ付け加えたい事もありまして、 以下に続きます。
基本は水!
エサのやりすぎは禁物。
必要品とか準備とか。
繁殖は比較的簡単。


 

グッピーを手に入れる。


 もう、グッピーが手元にあるという可能性がありますね。 その時は読み飛ばしてください。
 まず、グッピーを手に入れなければ話になりませんね。
 知人からもらい受ける。捕まえる(オイ)。などと言う事もありますが、 専門店で買うと言うのが一般的でしょう。
 どんな店が良いかは、別項に譲るとして、基本的には、 店のスタッフに、「グッピーが欲しいのですが」と言って、取ってもらいます。
 この辺りの対応は店によって違うのですが、「どんなのが良いですか?」 と聞かれたら、水槽の前で、好みで選んで良いと思います。
 基本はオスメスのペアです。1ペアでもかまいませんが、それだと寂しいし、 死んでしまう可能性もありますので、2〜3ペアぐらいがいいのでは?
 丈夫で元気なものを選びたいのが人情ですが、その辺は運次第というのが、 経験則です。元気よく泳いでいたのに、パッタリということもありますので。
 おおむね、ビニール袋に入れられ、酸素を吹き込んで風船のように膨らんだ状態で、 渡されるはずです。これで半日(以上?)ぐらいは、もちます。
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水槽をセッティングする。


 水槽等に、セッティングの仕方の説明書があれば、それを参考にしてください。
 水槽の置き場所は、直射日光が当たらず、静かで、 しっかりした台の上がいいでしょう。あと、コンセントは必要ですが、 電気関係には気をつけて。
 (別の場所で)水槽と器具を洗います。この時、洗剤は使いません。
 ろ過装置(ろ過フィルター)、 ヒーター水温計をセットして、 水を入れます。
 ろ過装置、ヒーターの電源は、水を入れてから、接続します。 特にヒーターは高熱になりますので、ご注意ください。
 水槽を置き場所にセットしてから、バケツなどで水を入れると良いでしょう。 水を入れた水槽と言うのは意外と重く、危険です。
 水については別項でも触れますが、 カルキ(塩素)の除去を忘れずに。
 後は、飾りをお好みで。  水温計で25℃程度になれば、これで取りあえず、セットは終わりです。
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水槽にグッピーを入れる。


 グッピーの入った袋を水槽に浮かばせて、水温をなじませます。30〜60分程度。
 袋の口を空け、少しずつ、水槽の水を入れていきます。時間をかけて、 ゆっくりと行った方が良いでしょう。
 この過程で、僕は2時間程度、時間をかけます。
 その後、 グッピーを水槽に入れます。
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水質を維持する。


 一週間に一回程度、目安として3分の1づつ、水を入れ替えます。
 3分の2は、そのままと言う事です。
 新しい水のカルキ抜きを忘れずに。また、極端に水温が違う冬季などは、 注意してください。僕は、その場合、入れかえる量を、かなり、少なめにしています。  また、水が温まる、昼下がりに入れるという事もします。
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エサを与える。


 1日、2〜3回、ちょっとづつ、エサを与えています。
 実質的には、朝、夕の2回です。
 エサは、そう神経質にならなくとも、多少、忘れても、大丈夫のようです。 (金魚の時もそうだった)。
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基本は水!


 とにかく、水に気をつけていれば、なんとかなります。 (ま、それが一番難しいのですが)
 まず、水道の水を、グッピーが住めるように”作る”事から始めます。
 殺菌のために。カルキ(塩素)が含まれていますから、それをまず除去します。
 カルキ抜き剤というのがありますが、 バケツなどに汲み置きしておけば、2日ほどでカルキは抜けます。 (僕は、一週間ほど置いたりします)
 その後、日常的に行う事は、ろ過装置に任せる事になります。
 無論、ろ過装置のメンテナンス(フィルター交換、掃除)を、 忘れるわけにはいきませんが。
 水草を植えて、それで酸素補給をさせると言う手もあるみたいですが、 維持が大変ですので、お勧めしません。と言うか、僕には出来ません。
 一週間に一回程度、部分的に水を入れ替えます。これはずっと同じ水だと、 魚に良くないと言う事らしく、考えてみれば、川でも湖でも、少しずつ、 水は入れ替わっているわけですから、それを再現すると考えれば良いわけです。
 僕の場合、小さなバケツに、水を汲んで、2〜3日程度、置いておきます。  別のバケツで水槽の水をくみ出し、水を入れ替えるわけですが、水槽の底に沈殿物 (エサの食べ残し、フンなど)が目立つような時は、ポンプ を使って、沈殿物といっしょに、水を吸い出したりします。
 
 大仕事として、年に何回と言う割合で、水槽の掃除をしないといけません。 こまめに水を入れ替えても、どうしても、水は汚れていきますし、 水槽も汚くなります。グッピーの健康にも良くありませんし、何より、 見た目が悪くなります。
 春、秋の年2回と言うのが、一般的でしょうけど、見た目が悪くなり、 時間に余裕があれば、不定期でもいいのでは? ただし、冬の寒い日、 夏の暑い日は避けた方が無難でしょう。
 方法としては、バケツでもなんでも良いので(予備の水槽があればベスト)、 今までの水と、グッピーを移します。この時、ネット があれば便利、と言うか、ほとんど必需品。
 水槽、中の飾り(石や、人工の水草など)、ろ過装置(説明書に従って下さい) ヒーター、水温計、等を洗います。洗剤は使いません。
 少しぐらいは、水道水が残っていても構いませんので、 完全に乾かす必要はありません。
 その後、セッティングをして、水(作っておくのを忘れずに)を入れ、水温が、 適温になるまで置きます。
 ビニール袋にグッピーと、今までの水を袋に3分の1程度入れ、 しばらく浮かばせておき(30〜60分)、 その後、水槽の水を少しづつ入れていきながら、水槽に戻します (一番最初の時の手順です)。
 フナのような魚と違って、とにかく、水がきれいな事が、グッピーにも、 見た目にも重要です。


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エサのやりすぎは禁物。


 ついつい,エサを多めにあげてしまいがちです。
 実は、これが禁物で、余るより、足りない方が良いと言っても構いません。
 食べ残しは、水の汚れにつながるからで、少しづつ、 確実に食べきれる量を与えます。
 ペットショップには、生のエサもあるみたいですけど、試した事はありません。
 テトラグッピー、テトラプランクトン、と言う名前の商品を使っていますが、 どちらも良く食べます。栄養学的に足りない部分があるかもしれませんが、 ちゃんと育つようです。

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必要品とか準備とか。


 仮に、まだ、グッピーも実際に手元になく、必要な機材なども揃ってない。 または何から揃えれば良いか判らない。と言う方は、このコーナーをお読み下さい。
 どこで買うか? と言う問題がありますが、グッピーは一般的な魚ですので、 魚類を扱うペットショップなら、まず、あります。その点で困る事はないでしょう。
 後は、スタッフの対応とか、用具などの品揃え、価格、距離、交通の便などで、 お好みで決めてください(と言うしかないんですよねえ)。
・グッピー
 様々な種類がありますが、色とか、好みで選んでください。
 オスメスや、色などは、ペアで購入すれば、ショップのスタッフが、 ちゃんと揃えてくれます。
・水槽
 そんなに大きなものでなくて、構いません。むしろ、持て余します。
 前面幅が30cm〜45cmぐらいのもので充分でしょう。
 僕は、30cmと45cmの2種類もっていますが、実際45cmのだと、「大きいな」 という気がします。見栄えはいいですけどね。
ろ過装置
 各社から、いろんな商品が出ていますが、 僕は、「テトラ ワンタッチフィルター」と言うのを使っています。
 このろ過装置と言うのは、水質維持と酸素補給と言う重要な役をしています。
 フィルターの交換の手間とか、考えて、自分にあったものを選ぶと良いでしょう。
 とは言え、それでは判断がつかないでしょう。少なくとも、僕の使っている 「テトラ ワンタッチフィルター」は使いやすいと思います。
ヒーター
 水温を一定にするサーモスタットがついている物を、選んでください。
 水温は26℃と設定されている物が、一般的なようです。
 量販店のような、大型のペットショップだと、水槽、フィルター、ヒーターが (場合によっては、次の水温計も)、 セットでディスカウントされている事があります。
 交換部品とかの問題がありますが、大体、大丈夫のようです。
 テトラ社? というのが大手のようで、この会社のなら、どこでもあるようです。
  ・水温計
 絶対必要と言うわけでもないようですけど、ないとやっぱり困ります。
 お好みで。
カルキ抜き剤
 これは、メーカーに関係なく、どこでも品質は同じでしょう。やはり、お好みで。
 僕が使っているのは、ニッソーの「水物語 S−1 カルキぬき中和剤」 と言うものです。理由は安かったから(笑)。
 他にも、水に加えるケミカル用品はあるようですが、使った事はありません。 ですのでノーコメント。
ポンプ
 水を循環させるポンプではなくて、灯油や、しょうゆ(今でも使うのか?) を汲みだす時に使うようなもので、ゴミをいっしょに吸い出したり出来て、 あると重宝します。
 電動式やら、電池式とかあるようですが、僕は、手で「シュポシュポ」(笑) やるものです。(なんだ?この表現)。
ネット
 目の細かい網(と言うより布)で出来た、魚をすくうためのネットです。
 案外、これが必需品で、ないと本当に困ります。そんなに高価なものではないので、 揃えておきたいものです。
・エサ
 そのものズバリの「テトラグッピー」と言うものがあります。僕は、 主にこれを使っています。  必需品と言えば、以上ぐらいでしょうか? 他には…。
・飾り
 無くても構いませんが、それだと余りに味気ない。
 それに、稚魚が生まれた時、隠れ場所にもなりますので、 石を何個かいれるだけでも、違います。
 人工の水草をはじめ、店頭には、いろんな飾りがありますから、予算とお好みで、 選んでいいでしょう。
 ただ、あまり、入れると手入れが大変になりますが。

・照明
 実際、僕は使ってないので、はっきりとは言えませんが、確かにあると、 きれいに見えます。
 欲しいとは思いましたが、コンセントの関係で、見送っています。
 
 準備に関しては、すでに大体述べましたが、置き場所については、 騒音とか振動に敏感ですので、静かな、しっかりした台の上に、 水槽を置くべきでしょう。
 さらに、ある程度、目につきやすくないと面白くないので、僕の家では、 玄関と言う事になりました。
 テレビの近くとかだと、うるさいでしょうし、電気の面で不安。 台所だと、 結構、油とか、つくんですね。
 リビングにあったりすると、良いとは思いますが。

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繁殖は比較的簡単。


 グッピーは卵を生まず、胎内で孵化させてから、稚魚として生みます。
 だから、繁殖とは言っても、特に準備する事はありません。
 ただし、稚魚の段階だと、エサと間違えられて食べられてしまう事があります。 これを実際に見たときは、ちょっとショックでした。
 ショップには、隔離する器具もあるようで、たくさん繁殖させたいと言う場合は、 そう言うのを使うのもいいでしょう。
 僕は自然にまかせています。それでも、石の陰や、水草に隠れ、 育っていくものです。
 ただ、一時は増えていくものの、血が濃くなるせいか、 ある時から増えなくなるそうです。その時は、新しいペアを入れると良いようです。

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このページの主旨とご注意


 なーんで、また、グッピーの飼い方なんだろうねえ(笑)。
 テーマが、よく判らないサイト編成になってしまっているけど、 ごった煮のようなサイトを標榜しておりますので、そこは笑って見過ごしてほしいと、 思う次第であります。
 さて、本題のこのページの主旨としては、グッピーを飼おうとしている方が、 最低限の知識を、安価に手に入れたいと思った時に、微力ながら力になれれば、 と思い至って作ったページです。
 最近では、本とかの前に、インターネットで調べると言う方が多いと思いますので。
 ただ、ご注意としては、ここに書かれている事は、僕がグッピー (その前の金魚も含む)を飼い、何匹も死なせた上の経験をもとにしてますので、 実際には不適切な個所がある可能性があります。
 それによって、なんらかの被害が出たとしても、その場合の責任は負えませんので、 あらかじめご了承下さい。
 さて、これを読んでいるあなたは、何かの縁で、グッピーを飼おうと思っているか、 実際に飼われていると思われますが、本格的に魚を飼育をするのは初めて、 と言うのなら、グッピーは適しています。(最適かどうかは不明ですけど)
 なぜなら、丈夫ですし、繁殖は簡単。エサ代や、その他の維持費も、 その大きさから、安く抑えられます。
 グッピー自体の価格も、かなりお手ごろだと思います。
 (非情ですが、死んだ時の始末も…)
 ひょっとしたら、僕の感覚では、金魚より簡単かも知れません。
 今、はやりの癒しとか、安らぎとか言うつもりはありませんが (僕自身、自分で言って、ちょっとひく)、確かに、生き物を飼うというのは、 生活にアクセントが出来るのは事実です。
 生き物にも命があります。飼うには、それなりの責任を持たなければなりませんが、 興味が沸いたのなら、実際に飼ってみると、面白いと思います。
 それでは、このページが、あなたのお役に、少しでも立てる事を祈って。

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